前にも書いたラノベ話の続き。
異世界ファンタジーものは、これでもか…と似たような話がてんこ盛りなわけですが、それでも「その発想はなかったわー」というのがけっこうあったりします。そういうものをいくつか。(再掲も含みます)
- モニカの奇妙な相棒 ~ 最強スキルは、俺自身!? ~
- 私が一番好きな話です。前にも挙げたのですが、タイトルが変更になっています。転生ものですが、普通は主人公本人に転生するところ、転生先のファンタジー世界のキャラクタ(主人公)が持つ「インテリジェント・スキル」に転生するのです。作品世界も壮大で、面白いです。…が、この発想はなかったわー(笑)
- 勇者→魔王→勇者→魔王の順で転生してきた勇者、疲れたので役目を放棄する
- 主人公のまわり自体はチート&ハーレムな感じでよくあるパターンですが、タイトルの通り、勇者→魔王→勇者→魔王と4回転生した後で、女神様にもう一回勇者に転生してくれと言われてキレたあげく、女神様を倒そうとするところから話が始まります。いや、その発想はなかったわー。(笑)
- まりんこ!~立ち塞がる敵はすべて倒す! 不屈の悪役令嬢は異世界を海兵隊と駆け抜ける~
- この話も前に単独で取り上げているのですが、ファンタジー世界の登場人物に、なぜか日本のラノベ文化の知識があるアメリカ海兵隊の人が転生し、侯爵令嬢にブートキャンプをほどこすと。いや、この発想もなかったわー(笑)
- 「九人目」の荷物持ちの手記
- 異世界ファンタジーの作品ではパーティーを組んだ「八英雄」とかよく出てくるのですが、そのパーティーに動向していた「奴隷」だった主人公の手記という体裁。しかも、八英雄たる8名それぞれの暗部を告発するという。いや、この発想もなかったわー(笑)
なお、ありそうでない話の例としてこんな話もあります。
- 異世界転生したけど日本語が通じなかった
- タイトルの通り、異世界に転生はするけれど、なぜか現地の言語がわかる…という鉄板なパターンに逆らい、この作品世界では、転生した主人公が現地の言語を勉強するところから始まります。現地の言語は作者さんのオリジナルで(たぶん)、本当に新しい言語を作り上げています。読むのが結構たいへんですが、話が進行していくにしたがって、「えっ?そんな世界観だったの?」と驚きが待っています。パロディな姉妹編もあります(笑)
また、面白い話を見つけたら更新しようと思います。